オプションとパラメータ

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パラメータと初期値

ID 初期値 備考
arrangewin_ignore str   ウィンドウの整列で無視する実行ファイル名のリスト。例えば、rainmeterとgvimを整列対象から外したい場合、set arrangewin_ignore = rainmeter, gvimのように書きます。名前は拡張子なしの実行ファイル名です。
autofocus_textarea bool false Editor Normalモードに遷移したとき、自動的にマウスカーソルに最も近いテキストエリアを選択します。
autotrack_popup bool false Windowsの標準オプションのうちの一つです。例えば、このファイルをゴミ箱に移動しますか?と表示されたときに、自動的にポップアップウィンドウへカーソルを移動させます。
blockstylecaret_mode str solid ブロックスタイルのキャレットのモード。サイズ固定のsolidモードと選択による疑似的なflexモードがあります。
blockstylecaret_width num 15 solidモードのブロックスタイルキャレットの幅。
blockstylecaret bool false ブロックスタイルのキャレット。
charbreak str grapheme Unicodeの1文字をどのように解釈するかを決めるモード。graphemeモードは、組み合わせ文字を考慮し、書記素クラスタを1文字とします。codepointモードは、組み合わせ文字を各コードポイントに分けて処理します。
charcache bool false xXコマンドの時使われる1文字用の小さなキャッシュ。有効にすると、その都度クリップボードが開かれ、Vimと同じ動作になりますが、パフォーマンスが少し低下します。
cmd_bgcolor str 323232 仮想コマンドラインの背景色(#は任意)。
cmd_fadeout num 5 仮想コマンドラインのフェードアウト時間(秒)。コマンドラインを消えないようにするには、この値を十分大きなものにしてください。
cmd_fontcolor str c8c8c8 仮想コマンドラインの文字色(#は任意)。
cmd_fontextra num 1 仮想コマンドラインの水平方向の文字間隔。
cmd_fontname str Consolas 仮想コマンドラインのフォント名。空の文字列の場合には、システムフォントが利用されます。
cmd_fontsize num 23 仮想コマンドラインの文字サイズ。
cmd_fontweight num 400 仮想コマンドラインの文字の太さ(最大値: 1000)。
cmd_maxchar num 32 仮想コマンドラインの一行あたりの最大文字数。
cmd_maxhist num 10 仮想コマンドラインで保持する履歴の最大数。
cmd_roughpos str LowerMid 仮想コマンドラインの大まかな位置。UpperLeft, UpperMid, UpperRight, MidLeft, Center, MidRight, LowerLeft, LowerMid, LowerRightのうちのどれかを指定してください。
cmd_xmargin num 32 cmd_roughposで大まかな位置を決め、ピクセル単位で水平方向の微調整を行います。
cmd_ymargin num 96 cmd_roughposで大まかな位置を決め、ピクセル単位で垂直方向の微調整を行います。
cursor_accel num 95 マウスカーソルの等加速度運動におけるピクセルレベルの加速度。
cursor_maxv num 12 マウスカーソルの最大速度。
cursor_tweight num 250 マウスカーソルの等加速度運動における時間のスケーリング値。
dedicate_to_window bool false このオプションを有効にすると、enable_targeting_of_dedicate_to_windowで一つのウィンドウを選択できるようになります。その場合、そのウィンドウを選択するたびに自動的にEditor Normalモード遷移します。また、その他のウィンドウを選択すると、Insertモードに切り替わります。因みに、disable_targeting_of_dedicate_to_windowで選択を無効化できます。言い換えれば、通常のエディタをFakeのVimとして扱うことができます。オーバヘッドはほぼありません。
easyclick_bgcolor str 323232 EasyClickのヒントの背景色(#は任意)。
easyclick_colordecay num 100 EasyClickでマッチングしているヒントの色減衰値 (0 ~ 255)。
easyclick_fontcolor str c8c8c8 EasyClickのヒントの文字色 (#は任意)。
easyclick_fontname str Arial EasyClickのヒントのフォント名。
easyclick_fontsize num 14 EasyClickのヒントの文字サイズ
easyclick_fontweight num 500 EasyClickのヒントの文字の太さ(最大値: 1000)。
gui_fontname str Segoe UI GUIのフォント名。空文字の場合には、システムフォントが利用されます。
gui_fontsize num 11 GUIのフォントサイズ。
hscroll_pageratio num 0.125 1ページの横のスクロール量を決めるための、画面の幅に対する1ページの比。
hscroll_speed num 10 マウスの横スクロールの速度。
icon_style str resources/icon32_dark.ico タスクバーに表示されるアイコンのスタイルです。デフォルトでは、DarkLightがあり、それぞれresources/icon32_dark.icoresouces/icon32_light.icoで利用できます。ちなみに、ico形式で32x32であれば、お好きな画像を利用できます。
initmode str i win-vindの初期モード。値はモード接頭辞です。
jump_margin num 10 jump_cursor_to_leftなどで画面端にジャンプしたときに、マウスカーソルが画面の端から飛び出さないようにするためのピクセル単位の余白です。
keybrd_layout str   jump_cursor_with_keybrd_layoutで参照されるキーボードのレイアウトkmpファイルのパスです。デフォルトでは、US (101/102)配列またはJP (106/109)配列のみがサポートされています。この値を空にすると、現在のシステム設定に応じて、自動的にKMPファイルが選択されます。もし、お使いのキーボードが対応していない場合には、KMPファイルを作成し、そのパスを値として利用できます。
shell str cmd :!コマンドに使用するシェルの名前。
shell_startupdir str   :shell:!などのコマンドにおけるシェルの現在ディレクトリです。これらのコマンドでは、エクスプローラウィンドウを選択していればそのディレクトリ、それ以外はユーザディレクトリが現在ディレクトリとなりますが、値を設定している場合にはそのディレクトリに固定されます。
shellcmdflag str -c :!コマンドを実行する際にシェルに渡すフラグ。
suppress_for_vim bool false 実行ファイル名にVIMという文字列を含むアプリケーションを選択すると、自動的にResidentモードへ移行する機能です。これにより、Vimと同じキーバインディングを持つアプリケーションと干渉することなく、スムーズに移行することができます。
uiacachebuild bool false EasyClickとautofocus_textareaは、呼び出された後にUIをスキャンするため、動作が遅くなります。このオプションを有効にすると、スキャンを非同期的に行い、キャッシュを用いた処理が行われます。キャッシュを利用することで、従来の線形なスキャンに比べ30倍以上高速化しますが、検出精度が低下します。
uiacachebuild_lifetime num 1500 キャッシュの有効期限 (ms)。高い値にすると、計算コストが減少し、キャッシュの信頼度が低下します。低い値にすると、キャッシュを頻繁に作成し、信頼性が保証されます。
uiacachebuild_staybegin num 500 マウスカーソルが停止してからキャッシュを作り始めるまでの時間(ms)です。キャッシュの生成における不必要な計算コストを削減するためには、操作がないときにはキャッシュを生成せず、マウスが停止した直後にのみキャッシュを更新する必要があります。言い換えれば、この値はマウスカーソルが停止したとみなされる時間(ms)です。appendixをご参照ください。
uiacachebuild_stayend num 2000 一定時間以上操作されていない場合には、キャッシュを作成すべきではありません。このオプションの値は、カーソルが停止してからキャッシュの作成を終えるまでの時間(ms)です。appendixをご参照ください。
vcmdline bool true 仮想コマンドライン。
vscroll_pageratio num 0.125 1ページの縦のスクロール量を決めるための、画面の高さに対する1ページの比。
vscroll_speed num 30 マウスの縦スクロールの速度。
window_accel num 95 winresizerにおけるウィンドウの等加速度運動の加速度 (ピクセル)。
window_hdelta num 100 ウィンドウのリサイズにおける水平方向の間隔。
window_maxv num 12 winresizerにおけるウィンドウの最大速度。
window_tweight num 250 winresizerにおける等加速度運動の時間のスケーリング値。
window_vdelta num 100 ウィンドウのリサイズにおける垂直方向の間隔。
winresizer_initmode num 0 winresizerの初期モード([0]: リサイズ, [1]: 移動, [2]: フォーカス)。

Appendix

Overview of stay range in uiacachebuild

uiacachebuild_staybegin and uiacachebuild_stayend overview






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